自分で学べる、心理学・精神分析・心理(精神)療法・自己催眠・ヒプノセラピー・潜在意識浄化・活性化法
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
心のセルフ・コントロール
で、
不安
や
ゆううつ
を
解消
しませんか?
あなたもマスターできる心理療法・自己分析・自己催眠・問題解決のスキル
トップ
その他の本へ
『本棚(最もおすすめの本)』へ
記事ページの他のコンテンツも見る
無意識の領域にあるエス
エス・自我・超自我の観念はフロイト理論である。
エス(原我)はやりたい放題にやる。これを快感原則という。
エスはいろいろな欲望がごった煮にされている釜にたとえられる。それぞれの欲望はてんでんばらばらで、無秩序で論理的な判断は通用しない。善悪の価値判断もない。 組織だった要素がないから、矛盾するという観念すらないので、このエスの釜のなかではどんうなものでも同じように存在する。禁じられるような欲望はこの釜のなかにあってけっしてなくなることはない。ときに釜のフタが開くこともある。
エスとはドイツ語で「それ」という意味の言葉である。英語でいうところの「イット(it)」である。同じ言葉で使われるイドは、エスのラテン語である。つまり、何かはっきりとはわからないが、人間の心を動かすような力を、フロイトは単に「それ」と呼ぶことにしたのである。
自我はエスの欲求と現実とのおりあいをつける役割を負っている。
超自我は、自我を支配し、「〜してはならない(良心)」と「〜でありたい(自我理想)」の座である。
【平井のコメント】『血と言葉』という本があります。私の「恩書」です。この本については、このウェブサイトの「記事」ページにも載せています。
この『血と言葉』の原題が、フランス語で「それを言う言葉」なのですが、やっとこの題名が示している本当の意味がわかりました。(^^)
『血と言葉』の著者マリ・カリディナルは、フロイトの精神分析が盛んなフランスの大学で学び、そのときに精神分析を一般的な教養として学んでいます。一般的とはいっても、そこは精神分析に社会的な深い影響を与えられたおフランスのことですから、日本の大学よりもはるかに専門的だったと思われます。
というわけで、マリカリディナル自身の被精神分析体験をもとにした小説『血と言葉』のシーンでは、ヒロインが精神分析医に「筒で何を思い浮かべられますか?」と訊ねられてカッとなる場面があります。精神分析が進んで、ヒロインが、日常的に襲ってくる幻視に「筒」があらわれるのです、と医師に向かって打ちあけたときのこと。
フロイトの夢解釈や夢分析では、筒は女性器だと^^;されているので、それを言わせられると早合点したヒロインが、医者に向かって「この嫌らしいエロおやじ!何を言わせたいのか!」みたいに、カッとなってかみつくわけです。
さいわいこの精神分析医は、フロイトの精神分析の流れをくんではいるものの、エディプス・コンプレックス理論や、性欲理論にこだわった治療方針ではありませんでした。
『筒』は子供時代の旅行の想い出につながっていき、やがて幻視の発生する原因となった原体験へと、ヒロインは導かれていくのです。
あ、話がそれた。(^^;
だから、この本『血と言葉』の原題、フランス語で「それを言う言葉」というのは、「(完全に無意識の領域に沈んでいる)エスを表現する(指し示す)言葉」、という意味、精神分析の専門用語が からんでいたんですね!
これで、和名のタイトル『血と言葉』の著者が、原題はこんな、「それを言う言葉」なんて、一見地味なものにしたわけがわかりました。「エス(無意識にある混沌としたあらゆるすべて)を表現する言葉(の膨大な世界)」だったのですね! フロイト派の精神分析って、たくさんの言葉をどんどん吐き出しながら心の領域を探っていくものですから。。。。いやー、そうかー、すっごく腑に落ちた感じがするー。と、ひとりごと(笑)
・このページは、『深層心理なるほど講座』という本がとてもおもしろかったので、
おもな内容を、私のコメントつきでまとめたものです。
当HPの
『記事』
のコンテンツです。
心理学とは・精神分析とは何か
『深層心理なるほど講座』南博著からピックアップ
自由連想法とは
|
深層心理の定義・フロイトとユングの相違
|
ユングの言語連想検査とは
|
無意識の領域にあるエスとは
|
厳しいしつけは超自我を巨大化させる
|
精神分析家エリクソンとアイデンティティ(自我同一性)|
哲学者ニーチェが精神分析に与えた影響とは
|
アンナ・フロイト・心の防衛機制とは
|
フロイトの夢解釈(夢診断)とは
|
フロイトの夢解釈・夢のシンボルとは
|
フロイトの失神
|
サドとマゾの深層心理分析
|
エディプス・コンプレックスを批難したロレンス
|
カレン・ホーナイ(ホルネイ)と基本的不安
|
ホーナイの精神自己分析の方法とは
|
歩行機能の麻痺が回復したヒステリー患者
|
視線恐怖は日本人にしかいない
|
神経症を治すフロイトの精神分析治療とは
|
精神分裂病(統合失調症)の心気症、妄想とは
|
生の本能とは・死の本能とは
|
自殺も他殺も死の本能が原因?
|
精神分析界のビックスリー、フロイト・アドラー・ユング
|
セックス革命の提唱者、ライヒ
|
精神分析の目標は自己実現である
|
この本『深層心理なるほど講座 南博著』をアマゾンで確認する
その他の本へ
『本棚(最もおすすめの本)』へ
記事ページの他のコンテンツも見る
トップへ