自分で学べる、心理学・精神分析・心理(精神)療法・自己催眠・ヒプノセラピー・潜在意識浄化・活性化法
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
■
心のセルフ・コントロール
で、
不安
や
ゆううつ
を
解消
しませんか?
あなたもマスターできる心理療法・自己分析・自己催眠・問題解決のスキル
トップ
その他の本へ
『本棚(最もおすすめの本)』へ
記事ページの他のコンテンツも見る
生の本能対死の本能
フロイトは、1920年、『快感原則の彼岸』という論文を発表した。戦争神経症患者の見る夢が、フロイトが先に提唱した、「夢は願望の実現であり、快感原則(不快なことを避け、快を求める)にのっとっている」いう理論ではうまく説明がつかなかったため、新しく「生と死の本能」という別の仮説を立てたのである。
戦争神経症とは、兵士がかかる病気である。戦場で生命の危機に立たされ、恐怖のために足腰が立たなくなったり、全身が麻痺したりする。また、復員してからも、戦場での恐ろしい体験を何度も夢に見てうなされたりする。一刻も早く忘れたい体験のはずなのに、患者は何回も同じ悪夢を見る。
こうしたことから、フロイトは「人間は、快を求める性質ばかりでなく、不快を求める性質も持っているのではないか」と仮定し、これまでの性本能と自我との葛藤という理論は新たな展開を見せることになった。
ギリシャ神話には、エロスとタナトスという神が登場する。エロスは秩序と愛の神。タナトスは破壊と混沌と死の神で、破壊本能と呼ぶこともある。エロスのエネルギーはリビドーで、対立するタナトスのエネルギーはモルティドーと呼ばれる。
【平井のコメント】夢で何度も恐ろしい体験を再現するのは、そのときに受けたトラウマが癒されていないからだと思います。
また、昔受けて合格した資格試験に落ちる夢を何度も見るというような例は、その試験に合格したから今があるんだぞという、無意識からのメッセージなのではないでしょうか。本人がそうと意識していなくても、無意識に考えていること、感じていることは、何らかの形で夢のなかに現れてくるものです。
フロイトが晩年になって発表した
「生と死の本能」
理論は、カール・A・メニンジャー(メニンガー)博士が、そのあとの研究を引き継いだようです。
『おのれに背くもの(上)』
・
『(下)』
を書いたメニンガー博士の人間愛にあふれた温かなまなざしは、「自分は神経症だ、病気だ、異常だ、異質だ、異端だ、欠陥人間だ」と悩んでいた私に、明るい光りと希望を与えてくれました。
精神科で「患者」としての「取り扱い」「処遇」を受ける人間が立ち直るきっかけや原動力になるのは、治療者のどういう姿勢か、私はメニンガー博士から教えていただいたような気がします。
・このページは、『深層心理なるほど講座』という本がとてもおもしろかったので、
おもな内容を、私のコメントつきでまとめたものです。
当HPの
『記事』
のコンテンツです。
心理学とは・精神分析とは何か
『深層心理なるほど講座』南博著からピックアップ
自由連想法とは
|
深層心理の定義・フロイトとユングの相違
|
ユングの言語連想検査とは
|
無意識の領域にあるエスとは
|
厳しいしつけは超自我を巨大化させる
|
精神分析家エリクソンとアイデンティティ(自我同一性)|
哲学者ニーチェが精神分析に与えた影響とは
|
アンナ・フロイト・心の防衛機制とは
|
フロイトの夢解釈(夢診断)とは
|
フロイトの夢解釈・夢のシンボルとは
|
フロイトの失神
|
サドとマゾの深層心理分析
|
エディプス・コンプレックスを批難したロレンス
|
カレン・ホーナイ(ホルネイ)と基本的不安
|
ホーナイの精神自己分析の方法とは
|
歩行機能の麻痺が回復したヒステリー患者
|
視線恐怖は日本人にしかいない
|
神経症を治すフロイトの精神分析治療とは
|
精神分裂病(統合失調症)の心気症、妄想とは
|
生の本能とは・死の本能とは
|
自殺も他殺も死の本能が原因?
|
精神分析界のビックスリー、フロイト・アドラー・ユング
|
セックス革命の提唱者、ライヒ
|
精神分析の目標は自己実現である
|
この本『深層心理なるほど講座 南博著』をアマゾンで確認する
その他の本へ
『本棚(最もおすすめの本)』へ
記事ページの他のコンテンツも見る
トップへ