自分で学べる、心理学・精神分析・心理(精神)療法・自己催眠・ヒプノセラピー・潜在意識浄化・活性化法
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ホーナイの精神自己分析の方法
自分自身を分析するというと、敬遠する人が多い。自己嫌悪に陥るような結果になり、絶望的になって自殺したくなるのではないかと心配するからである。しかし、ホーナイはそれを否定する。むしろ、自己分析によって内面的な力が増し、自分自身への信頼度が高まって自信がつくという。
ホーナイが提唱した
自己分析
は、次にあげるような神経症的欲求が自分にはどれくらいあるかがポイントになる。
1 愛情と承認への欲求があるか
2 いざというときに、自分の人生を引き受けてくれる相手がほしいか
3 自分の生活や行動を制限していつも目立たないようにしているか
4 権力を崇拝・服従し、弱いものを軽視・支配するか、支配欲が強いか
5 人に勝つためには手段を選ばず人を利用するか
6 社会的に認められて名声を博したいか
7 人に誉められたいか
8 人に負けたくないか
9 自律と独立への欲求が強いか
10 完全で非の打ちどころがない状態を欲するか
これらのうちから、自分に当てはまる項目をチェックしてみる。次に、なぜそうなったのか、いつ頃そうなったのかを考える。友人の影響なのか、教師の感化によるものなのか。幼稚園の頃からか、小学校の頃からか……そういうことを考えてみる。
こうした自己分析によって、たとえば高所恐怖症の人が、怖いのは自分が手に入れた高い地位から転落するのではないかという恐れをもっていることに気づいたりする。
【平井のコメント】この考え方で行くと、基本的に、自己をアピールしたい、成功したい、名誉や地位を手に入れて支配したいという欲求があるかないかが、神経症者かどうかの分かれ目ということになってしまいます。
加藤諦三先生が、ご自身をこのカレン・ホーナイ(ホルネイ)理論によって自分の心理を解明されたのは確かなようです。
加藤先生は、お父様から、世間に恥ずかしくないよう、ひとかどの人物になれと期待され、名誉や成功を追い求めさせられ、またそれを獲得する能力があったわけです。
でも、神経症患者が皆加藤先生のような環境で育ったわけでもないし、また先生ほど優秀でも賢くもありません。(これは私自身のことを指しています(^^;)
私も加藤諦三先生の一連の御著書に「自分は神経症なのだ」と気づかされ、また、自分がもつ神経症という病気以上に、周囲の人間の多くが心を病んでいることを理解でき、助けられた人間です。
ですが、神経症になる人間の心理の現実は、愛情や承認、社会的成功や名声への強烈な欲求だけですべてが片づけられるものはありません。ここらへんの限界に突き当たって、加藤諦三先生の御著書から離れてもっとじかに心理学の世界へと向かったというわけです。
・このページは、『深層心理なるほど講座』という本がとてもおもしろかったので、
おもな内容を、私のコメントつきでまとめたものです。
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