『血と言葉――被精神分析者の手記』作品紹介
なぜなら、精神分析は患者の個人的な事情に深く立ち入るものですから、 『血と言葉――被精神分析者の手記』著者マリ・カルディナル紹介
カリディナルは、1929年、当時フランス領だったアルジェリアで、
1962年に出版した処女作『海に耳傾ける』で国際第一作品賞を受賞。
『血と言葉』が上梓されると、有名新聞雑誌が書評で絶賛。
その後、フェミニスト(女性解放運動者)として、 『血と言葉――被精神分析者の手記』ストーリー
既婚で三人の子供を持つ主人公の『私』は、30代前半の女性であり、
内面に深い悩みを抱えるようになり、子宮からの原因不明の不正出血が続き、
そこで親戚の医者が経営する病院の最上階に入院させられ、
治療に関しての本人の承諾もなにもあったものではなく、
ことは首尾よく運んだものの、このままでは、ふたたび精神病院送りか、
自殺か精神病院か、瀬戸際ぎりぎりのところで、とりあえず、
治療を開始して、最初の面接、そのたった一回の治療で、
『私』は心底驚きます。
言葉を吐き出し、紡いでいく過程で、本当の自分を発見し、
『私』はやがて、自分の才能を見いだし、社会的に成功し、 人間的にも成長し、家庭生活も完全に幸福なものに変わっていきます。
人生にたいしての自信と意欲を取り戻した『私』は、
医者に感謝と別れを伝えた『私』は、胸一杯の喜びと希望を抱き、 『血と言葉――被精神分析者の手記』とはどんな本かこの本は、たくさんの側面をもっています。
まずひとつに、他では読めない、患者の目を通して見た、
また、社会のなかで「女である」意味を問うフェミニズムの啓蒙書でもあり、
新興階級のフランス人・ブルジョア層の潤沢、贅沢、美、洗練、高い教養と知性、 神経症を治すための頼みの綱だった精神分析私はふだん、小説は、ほとんど興味がありません。
自分の急性で重い神経症をなんとかしたくて、なんとかせずにはいられないほど、
しかし、小説という形をとっていたし、精神分析なんて私にはわからないので、 でも、手にとってみてびっくりしたのが、ヒロインと私との共通点の多さでした。
出血の多さ、神経症の不安発作の強さ、ときどき起こる現実と同じ強さの幻覚、
フランスやフランス人についてほとんど知らなかったので、
精神分析の現場が患者の側からわかる本はとても少ないので、
『血と言葉――被精神分析者の手記』は、私の自己分析の大きな助けとなりました。 記事>不安神経症の克服成功談『血と言葉』マリ・カルディナル
記事内には他にも『血と言葉』関連のぺージがあります
メールマガジン『本当の自分がわかる心の技術 安らぎと治癒の自己改革』にも『血と言葉』関連の記載があります。 |