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(第99号 2008・1・13)
新年あけましておめでとうございます。(^^) 今年もどうぞよろしくお願いします。
精神分析ってなんぼのもん?
今日は、岩崎学術出版社の冊子『学術通信』第86号の
5ぺージに掲載されている、クライン派の精神分析家平井正三先生のエッセー
『精神分析ってなんぼのもん?』を御紹介します。(^^)
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精神分析ってなんぼのもん?
『臨床現場に生かすクライン派精神分析』の刊行にあたって――――――
平井 正三
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関西文化圏では,「なんぼのもん」とよく問うことがある。 誰か偉い人が言うからいいとか,みんなが言うからいうということではなく,
・・・(中略)・・・
以上のように,多くの日本の臨床家にとって,精神分析は 実践するものというよりも,実践で生じることを「理解する」 理論であるように思われる。
しかし,実践(そして自分)とかけ離れた「理論」というものは、 臨床理論としての実質を欠いてしまっている。
実際多くの臨床家は,精神分析理論を知性化の一つの形としてしか 受け止めていないように思うし、それも故なしとは私には思えない。
この場合,精神分析はなんぼのものかと言えば,それは見掛け倒しであり, 外出用の衣装のひとつに過ぎない。
※ 平井です。(^^)
精神分析って、実際に治療に有効かそうでないかよりも、論じることばかりが重んじられている?!
どうして? インテリの高尚な趣味? 知的論戦の材料?
・・・そんな印象を疑問に思っていたので、
ここの批判はまさに我が意を得たり、でした。(^m^)
先生は、ロンドンのタビストック・クリニックで、子供の精神分析的心理療法の研修を受けられたとき、
「蒙(もう)を啓(ひら)かれる思いをした」、つまり、目からうろこ!だった、
と述べられています。(^^)
論文にもどります。・・・・
タビストックでは,日本の学会で行なわれているように 難しい精神分析用語を連発する人はいない。
皆自分の言葉で感じたこと,考えたことを表現するように 努めているように見えた。
(中略)
最初は雲をつかむような混沌とした臨床現場の観察の一断片から, 次第に,そこに含まれる情動経験の性質だけでなく,心をもつ存在としての その子供の姿も生き生きと浮かびあがってくることがしばしばであった。
私は、精神分析の醍醐味を味わったように感じたが,それは書物を通じて, あるいは日本の学会で感じる精神分析とは似ても似つかない 精神分析の姿であったし,面白みであった。
(中略)
情動経験の中に自ら没頭し,それを振り返り考えていくという この精神分析の魅力は、揺るぎない「実質」のように思う。(終)
参考文献: 『学術通信』2008年初春 第86号 岩崎学術出版社 2007年12月25日発行
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・・・いかがでしたか?(^^)
先生は精神分析の臨床家。 実際に、患者さんにたいして、精神分析治療を実践されていらっしゃいます。
精神分析家その人が、「精神分析は理論ではなく、 日常の現実生活とつながっているし、そのなかに実質がある」とおっしゃる。
このエッセィのおかげで、私が日本の精神分析について調べるようになってから、
ずぅぅーっと長い間、ただ持てあましていた紐の端の、片方を見つけて結べた感じです。(^^)
このメルマガは、2003年の6月からはじめたのですが、そのときの メルマガのタイトル(題名)は、『かんたん実用精神分析』でした。
このタイトルにこめた意味は、 精神分析はそんなにややこしく難しくないですよ。 原理はかんたんですよ。 精神分析は理論じゃないですよ。日常に実用として有益に使えるん♪ですよ。
そういうことが言いたかった。 世の中の人に伝えたかった。
でも、精神分析がこれだけ複雑なカタチになっている状況下で、医者でもない私が、
「精神分析は実用品ですよ!」と言ってみても、全然伝わらない感じでした。
でも、ここでちょうどタイミングよく、
「精神分析は実用性にこそ価値がある!」という精神分析の専門家の論文に出会い、
持論が支持されたようで嬉しいです。
いまは、心理学や精神分析に関する本が、それ以前とくらべて、 はるかに数多く出版されるようになりました。
ありがたいことに、その多くが、一般の私達にもわかりやすく 書かれてあり、値段も、一回食事や飲みに行くより安い。
以前とくらべたら、隔世の感があります。
でも、私の考える精神分析の良さが正しく世の中に伝わったか? というと、まだまだです。
というわけで、今年も、改良された精神分析の良さ、心理療法のエッセンス、 をしっかり地道に伝えていきたいと思います。(^^)
★今回ご紹介した平井正三先生の『精神分析ってなんぼのもん?』他、 『学術通信』のバックナンバーを無料で 下記岩崎学術出版社のサイトからPDFにて読むことができます。 http://www.iwasaki-ap.co.jp/public_relations.html
PDFを読むには アクロバットリーダー というソフトのダウンロードとインストールが必要です。
パソコンオンチの私でもできたので簡単ですよ。わからないときはキーワード検索したり、
くわしい人にきいて下さいね。(^_-)−☆
ちなみに、上の論文の副題・サブタイトル、
『臨床現場に生かすクライン派精神分析』の刊行にあたって―――ですが、
これは平井正三先生が翻訳者のひとりとして関わられた新しい本です。
臨床現場に生かすクライン派精神分析―精神分析における洞察と関係性
よい心理カウンセラー(心理療法家)の見分け方
では、次は、精神分析を含む心理療法を受けるときの注意事項、
よい心理カウンセラー、心理療法家の選び方について、です。(^^)
カウンセリングも対人関係のひとつ。
なので、相性がいいことも重要なポイントのひとつなのですが、相性は、
実際に面接してみないとなかなかわからないかもしれません。
それでも、最低でも、 客であるこっちを攻撃してくるカウンセラーだけは、
最初から避けたいですよね。(;^_^A
自己防衛のため(?!)には、情緒的に成熟した、精神的にバランスのとれた、
心理カウンセラー(心理療法家)を見きわめる必要があります。
たいていのカウンセリング・ルームでは、 カウンセラーの顔写真が掲載されているかと思います。
これがカウンセラーを選ぶときの判断材料になります。
心理カウンセラーの顔写真をじっくり観察して判断してほしい、 とても大切なポイントがあります。
それはなんでしょうか?!・・・・
心理カウンセラーを選ぶ重要なポイントは?
答えはいいですか?(^^)
それはね、
イケメンか、ということ!
・・・って、 うそうそ。冗談です。 (^^;ゞ、、、
まじめにね。まじめに◆
コホン、
カウンセリングとは、究極のサービス業、接客業です。(^^)
クライアントは、カウンセリングという無形のサービスを買う お客さまなのですから、好きなカウンセラーを選んでいい。
パソコンのデイスプレイに穴があくくらい((^^;?)、 じーっとしげしげと、遠慮なく観察してほしいことはですね、 生まれつきの顔の造作ではなく、「人相」的な部分をみること。
カウンセラーも人間。
短気で癇癪をおこしやすい人とか、個人的に私生活で何か深刻な悩みや 葛藤を抱えていて、それを自分だけではもっていられない、 そんな耐性の弱い性格の人も、なかには残念ながらいるようなのです。
わざわさ予約して出向いてお金を払って、嫌な思いをしたくないですよね。
嫌な思いをさせられてまでカウンセリング受ける意味はありません。
人相でいちばん簡単にわかりやすいのはね、
それはね、
眉間です。 ♪(o^-')b
良質な心的サービスができるカウンセラーは、たいてい、眉間が すーっとタテヨコに伸びやかで、色もきれい。
逆に、避けたほうが無難なカウンセラーですが、
▲眉間がぽっこり腫れて赤くなっている → 肉体的にか、精神的にか、いずれかまたは両方が不健康なしるし。 写真撮る前の日に飲み過ぎたのでしょうか?(^^;
▲眉と眉の間に、縦にうっすら暗く「ハ」の字が見えるカウンセラー。 両方の眉頭に力が入り、盛り上がっている。
→ 常日頃から、イライラしたり、カッとキレやすい傾向が・・・
不安や心配のほかにも、過度に臆病だったり、猜疑心が強い人も、 眉をしかめる癖があるので、いちばんいい笑顔をしたはずでも、 ふだんしている表情が眉間に現れてしまうのです・・・。
写真出してない私も、精神保健には気をつけなきゃ,デス。(^^)
・・・というところで、今日はおしまいです。
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ではまた。 (^^)/~~~
平井 瑛子( ひらいようこ )
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