『人生ドラマの自己分析 交流分析の実際』&フロイトからメニンジャー博士へ『生と死の本能』論 &潜在意識を強力な味方にする方法&神へ全託するということ・キリスト教の精神 (27号 2004/1/17)

もくじ 

■ ご挨拶 
■ 人生脚本について  
■ 真言について 
■ 潜在意識を強力な味方にする方法 
■ 編集後記

■ ご挨拶 

あったかい冬ですねー。
こんなにも日差しが明るいと、一瞬、今が何月かわからなくなってしまいます。 

でも、空気は乾燥していますから、
風邪やインフルエンザにかからないよう、ご自愛くださいね。 
  

『人生ドラマの自己分析 交流分析の実際』

前号と前々号で採用させていただいた、
Mさんから嬉しいメールをいただきました。 

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こんにちは、平井さん

●●●の●●です。
“人生ドラマの自己分析――交流分析の実際”、読みました。
とてもいい本を教えていただいて、感謝しています!!!。

自分の人生ドラマの脚本を書き換える・・自分はOKである
自分はOKではい・・この辺のこと漠然と理解はしていましたが
この本に書かれている内容は、とてもよく理解できました。

今は、なんとしても潜在意識にしみこんだ、自分の人生脚本を変えることに
集中します。 → (それにしても強敵だなぁ・・)

平井さんの先週のメールにもありましたが、(慣性の法則)
これがやっぱり難しい・・
しかし、自分なりに一番しっくりいく方法が、たぶんあるのだと思うのです。
平井さん自身、自力で克服されてますように、人それぞれにベストなやり方が・・

ただ、ちゃんと勉強をしてないと間違ったり、克服するやる気さえも無くなることも
ありますので、(今までがそうでした)
メルマガ読んで勉強しますから、発行するのも大変かと思いますが
ぜひ、よろしくお願いいたします♪
(以下略)
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古い本だけど、どうかな?と思いましたが、
Mさんの感覚にうまくヒットしたようでよかったです。

考えてみれば、フロイトの説が発達心理学の基礎になっているくらいですから、
人間の心理はそう大きく変わるものではありませんよね。 

前号で、人生脚本について続けて書くと予告しましたが、
これもかなり深いテーマですので、
また次の機会にしたいと思います。 

人生脚本の解析は、フロイトの『生と死の本能』論にも関係があります。 
(もともと交流分析そのものが精神分析から派生しています)


フロイトからメニンジャー博士へ『生と死の本能』論

フロイト派のカール・メニンガー博士の『おのれに背くもの 上・下巻』
も私が大切にしている本です。

おのれに背くもの(上)
http://tinyurl.com/m25jj 

おのれに背くもの(下)
http://tinyurl.com/rtzj6

フロイトに師事したカール・メニンガー博士は、
精神病やアルコール中毒になったり、破産したり、破滅に向かっている人の
行為を、死の本能と生の本能とのせめぎあいだとしています。 
死の本能に対し、生きるための譲歩、「取引」をしているのだと。

『取引』という考えもまた西洋人の観念なので、説明が必要ではありますね。

何かトラブルがあって、じゃ、こうしよう、と提案するときには、
アメリカ英語では、”Let's make a deal(取引をしよう)”のような表現を
日常生活で子供でもするのです。
そんなにおおげさなものでなくても、互いに譲歩し、歩み寄るようなときに。

そういう点からいえば、鬱病も神経症(不安障害・ノイローゼ)も、
(最悪のことを避けるための)譲歩や一時的な対処、とりきめとも言えます。
――ちょっと観念的すぎるかな?

破滅的な人生を個人に強制する力についての研究、
(私としてはこの運・不運を潜在意識的に解明してみたいです)
人間の尊厳についてのメニンガー博士の優しいお人柄など、
話し始めたら、もーとまりませんのでまたの機会に。(^^ゞ 


真言について

ふたたび ルシフェルさんへ (2003/12/24 発行分)

あれから考えてみたのですが、どうもルシフェルさんの不安は、
真言の効果より、何か別のところにあったのでは?という気がしてきました。

そこで、メールをもう一度読みかえしてみました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  

私は今まで成功本といわれるものだけで数十冊読みましたが、
やはり最初に読んだ本が一番の読むきっかけになったと思います。

あまり考えず、お金があったので、家を買って、車を買い換えたのは
たぶん潜在意識のおかげだと思ってます。

でも最近、気持ちが落ち込みがちで、マイナス思考が出てきてしまいます。

今読んでいる別のメルマがだと真言を唱えるといいとかいてあり、
多少実践しています。確かに効果は感じられます。

やはりもともと人間には(特に日本人)には、
マイナス思考が他の民族の人に比べると、多く根付いてる人が多いのでしょうか?

真言を唱えることで、それから抜け出せるんでしょうか少し不安を感じてます。
いい方法を是非紹介して頂けると嬉しいです。
これからもがんばってメルマガを続けてください。応援してます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 

メールだけのやりとりって、ほんと難しいです。
うまく伝わらないのですよ。   
「いくら注意を払っても無責任になるから」と、
メールでの相談をいっさい受け付けていない方の気持がよくわかりました。 

物の見方にはいろいろあります。
ルシフェルさんは、真言がどれだけ潜在意識へのはたらきかけるかについて
知りたいのかと思い、文面通りに受け答えしてみましたが、
もしかしたら、真言のことじゃなくて、
何か別の憂鬱になることがあるわけですよね? 

気持が落ちこみがちなのは、きっとそれなりの理由があるはずなのです。 

そちらのほうをよく考えてみられたらどうでしょうか? 
悩むことと、考えることはべつです。 

気持が落ちこむのは、どうしてなのか? 
何が原因なのか、立ちどまってじっくり思いをめぐらしてみては? 

現実に問題があるとしたら、真言を唱えるより、
そっちのほうに焦点を当てた方が正解です。 

現実のことは、魂や精神や心理のことなど関係なく、現実的な対処をするべき。

もう少し、くわしいことをメールいただければ返答のしようもあるのですが。
よかったらまたメール下さいね。 

 
メールで何か質問されたい方、内容はできるだけ詳細にお願いします。
くわしいほど、問題がどこにあるのか伝わって、回答しやすいのです。 

真言についてはもっか実験中ですが……。

ルシフェルさんには、下に書いた浅見帆帆子さんの本あたりがいいかな? 


潜在意識を強力な味方にする方法

「願いはすでにかなえられたと感謝せよ。
そうすればその通りになるだろう」 

よく、願望成就について、こんなふうに書いてありますよね。 

現実に願いがかなえられてから感謝するのではなく、 
見えないけれど存在する法則のようなものにじかに向きあい、
願いはすでにかなえられたと感謝することが、願望成就の秘訣。

でも、これってたやすくはないですよね。
まだ願いがかなっていないのにどうして感謝できるでしょう。(^^;

凡人でも実行できそうなのが、
『運命のひな型』を作ることでしょう。

浅見帆帆子さんのこの本の45ページにも、似たようなことが書いてあります。

ご本人の書いた可愛いクッキーの型抜きになぞらえた挿絵があり、
クッキーを作ったことのある女性には、よくわかりやすいなと感心。

大丈夫!うまくいくから―感謝がすべてを解決する
http://tinyurl.com/kxq3z

まず、心の中で強く思考のなかに何度も刻印する。
すると時間差で現実が後を追いかける。
これが、潜在意識の黄金法則(ゴールデンルール)ですね。 

真言について、一つ思い当たるのは、
心理学的には、ひとつの動作を繰り返し続けていると、
変性意識(潜在意識につながりやすい状態)に入っていきます。 

お百度参りとか、般若心経とか、ありがとうと唱え続けるのも、
変性意識に入る一つの方法ですね。 

ここには、人の力を超えた絶対の何かに向けた祈りがあると思うのです。 

それがもっと高度になると、神へ全託する気持に発展するのでしょうね。 
すべてを神の手にゆだねること。

神へ全託するということ・キリスト教の精神

アメリカの歌手グループ、バックストリートボーイズの歌で、
As Long As You Love Me というのがあります。 

出だしがこうです。 
______________________________________________________________________

Although loneliness has always been a friend of mine
(いつも独りぼっちがぼくの友だちだったけれど)

I'm leavin' my life in your hands
(君の両手にぼくの人生をゆだねるよ)

______________________________________________________________________

試聴はこちらです 

『Chapter One』
http://tinyurl.com/laal5

この歌詞を見て、どうでしょう? 

・・んな、精神的荷物みたいなもの、よこされたほうじゃ迷惑じゃん? (^^;)
って日本人の感覚では思いませんか?  
私だけかな? 

でも、これは西洋人の、厳密にはアメリカ人の感覚からくるんですね。 

世界はひろく無限な空間があって、
あるのは 自分と対象(人や物)だけ。
何か一つの考えや感情を抱くと、それはずっとなくならない。

☆こういう感覚、はたしてメールの文字だけでうまく伝わるかな? 

また、〜の手にゆだねるというのは、 
神様の手に問題や困難をゆだねるという、キリスト教の世界観ですね。 

絶対の神様がいて、その神様の判断に万事をゆだねる。 
ここらへんが、私にはよくわからなかったのですが、 
アメリカに住んでみると、そういう絶対神を心の支えとして必要とする
シビアな環境であることを理解できました。

アメリカというのは西洋でも特殊な国で、
いいことにも、悪いことにも、なんでもアリの世界です。
ハリウッド映画が面白いのは予算が天文学的なのもさることながら、
そういう奇想天外なこともなんでもアリ!の社会背景があるからこそでしょう。 

キリスト教の発祥の地でもあるイスラエルも、きっとなんでもありの世界で、人々は心の安寧のために絶対神を必要としたのだと思います。

さて、今日はここまでにしましょう。 

今回も、下書きした、10分の一ぐらいしか配信できなかったです。 
ここ最近、毎回そんな感じです。

次回は、目標を早く達成するためのイメージング法について、
またいろいろとうんちく並べて書きたいと思います。

お楽しみに。(^_-)☆
 

皆様の感想、ぜひぜひ送ってください。お待ちしています。

質問や相談は、内容をなるべくくわしくわかるように書いて下さい。
メールは情報量がもともととても少ない媒体なので、
その限界を計算に入れても、行き違いなどが生じやすいです。 

■ 編集後記

マンガのレンタルショップについて、少しは作家に還元するしくみづくりの 
動きがあるようですね。

本全般が、新古書店や中古の取引のさい、いくらかでも作家に
還元されるよう一日でも早く法律がととのえられるのを願ってます。 

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