ショーとしての催眠、心理療法としての催眠&アファメーション(アファーメーション)のコツ(24号 2003/12/17)

もくじ 

■ 今日のテーマは、さ・い・み・ん 
■ 潜在意識コーナー/潜在意識の抵抗編・答え  
■ 精神分析コーナー 心理療法としての催眠 
■ 編集後記  私のオーラの色は何色? 
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見せ物(ショー)としての催眠と、心理療法としての催眠

■ 今日のテーマは、催眠  

こんばんはー。(^o^)ノ
先日のテレビ、
超探険!ホムンクルス、
オーストラリアの催眠術師・マーティンは、見ました?

彼は、芸能人を催眠状態にして
「誰それが☆☆☆をしたら、あなたは***をします」
と暗示を与えて、いろんなことをやらせていましたね。

英語がわからない日本人が、英語の暗示にかかることはないので、
実際には、通訳が催眠にかけているのと同じだそうです。
そのためにかなりトレーニングを積んだそうですよ。 

それにしても、若い美女をストリッパーになったつもりにさせたり、 
別の男性には、カボチャを、金の卵を産むにわとりだと信じこませたり、
被催眠者に与える暗示の面白さは、
番組の制作スタッフの才能でもあるなあ、と感心しました。

潜在意識は、暗示を与えられるとそれを信じこんで、 
そのとおりに反射的にふるまうことを実証していましたね。 

催眠にくわしい方がおっしゃるには、催眠は呪術なんかではなく、
心理学や医学の知識を基本にした、れっきとした科学、だそうです。 

催眠の本質は、結局は、自己催眠。

暗示を与えている人の言葉にしたがって、
被催眠者が、自分で自分をトランス状態に導いていく。

ですから、言葉を理解しない、赤ちゃんとか、外国人はかからない。
万能でも魔法でもなく、嫌な暗示には拒絶することができるそうです。 

催眠ショーのテレビも見たし、本も、
ええっ?! 
と思うようなものを見つけたので、これはきっと、
「催眠について、もうそろそろ書きなさい。創刊して20号超えてるし」
という指示(誰の?)だと思ったしだいです。(^^) 

自分で自分を催眠状態にするためのガイドブックを見つけました。 
私も、自己催眠で性格を改善して問題を解決してきた一人です。

こういう本があるって、今はいい時代ですね〜。(^^) 

自己催眠で、ダイエットに成功したり、緊張をほぐしたり、
性格を改善したり、目標を達成したりする方法が、
具体的に、明るく楽しく、わかりやすく、紹介されている本です。

自己催眠―心と体に効く驚異の催眠パワー (単行本)
http://tinyurl.com/nhznz


潜在意識を信頼して、もっと頼ると、うまくいくことが多いですよね。 
でも、ふと思ったことが願ってもいないのに実現してしまうのは、
ちょっと困ることでもあります。 

新聞広告を見て、
この会社(外食産業)は以前に問題起こしてたけど、
今はどうなんだろう? 大丈夫かな? 食べに行こうかな? 
とふと思ったら、翌日。
朝刊に、この会社のまた別のトラブルのお詫び広告が載って、アララ。

また、人間関係でも、似たようなことがあって……。
自分がひきよせたのか、予感したのか……? 

とにかく、つねにいいことだけを考えて、
いいことだけで心の世界をいっぱいにするように、
顕在意識をコントロールしないといけませんね (;^_^A
 

アファメーション(アファーメーション)のコツ

■ 潜在意識の抵抗をなくすには? 前号への答え 

前号で予告した問題の答えです。 

問題は、潜在意識の成功法則でよくありがちな、

「私はきっとうまくいく、成功する、勝つ」
などと唱えるたび、
『自分にはとうていできっこない』
というホンネが耳元でささやく。
否定しようとすればするほど、かえって悪循環になる場合は
いったいどうしたらいいか、でした。 


では答えいきますね。 

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こんなふうに、潜在意識からの強い抵抗がある場合は、
いくら意志の力で頑張ってもムダです。 

潜在意識は強制力がありますし、なんせホンネの世界です。
ごまかしがきかない。 

勝てない相手に正面からぶつかるのではなく、
ちょっと頭をひねってみるのです。 

対抗して争うのではなく、  
どうやったら潜在意識をうまく説得させられるか、
最低でも邪魔されないようにするか、です。 

俺は成功する! すでに成功者だ! なんでもうまくいく! 
という、強烈な成功をイメージさせる言葉ではなく、

よし、今度からは、今までと違って失敗しないぞ! 

という言葉ならどうでしょうか?

これだと、私はすでに成功しているんだ、という言葉と違って、
現実と衝突しませんね? 

成功を思い浮かべているわけではない。
だから、潜在意識から起こって来る心理的抵抗も少ないはず。 

トロイの木馬ではありませんが、これはちょっとした作戦なんです。 

(もちコンピュータウイルスの種類の話しじゃなくって、
そのもとになった、外国の昔の物語のことですよ。
トロイの木馬とは、敵に、それは大きな大きな木馬を作ってプレゼント。
そのなかには兵士をたくさん隠れさせていたという)

この言葉には、ちゃんと成功のイメージがしのばせてあるんです。 

失敗しない、ということは……?
つまり……? 

そうです。 
失敗しない、ということは、成功にたどりつく、ということですよね? 

このキーワードは、ちゃんと、成功への種をふくんでいるのです。 
それも、潜在意識からクレームがこない・反論をさせない形で。 

最初から成功イメージに取り組める方は、その方がいいのですが、
なかなかそうもいかない方は、この手を使ってみて下さい。

潜在意識と取っ組み合いして勝とうと頑張っても、
武道家に喧嘩を売るようなものです。 

やればやるほど、自分の弱さが見えて、しょげて自信喪失してしまいます。 

結果として、潜在意識にむしろマイナス・イメージを送ってしまうのです。 

だったら、このアファメーションをして、
潜在意識に受け取ってもらえるような形の
プラス・イメージを送り続けるほうが、効果があります。 
 

メール下さった方、他の読者の方、
このアイデアは参考になったでしょうか?

ぜひ感想を送ってくださいね。お待ちしています。 
また、やってみてどうだったかも、よかったら教えてくださいね。 

さて、
      ここからは、ちょっと暗い?お話しです。


精神分析とも深い関連が……心理療法としての催眠

私が神経症(不安障害・ノイローゼ)を数ヶ月で治したのは、精神分析の知識プラス、自己催眠でした。 

精神分析を進めるときに、退行催眠のようにして、
子供時代にさかのぼって記憶を取り戻したのです。

とはいっても、催眠療法でトラウマをちゃっちゃっとインスタントに?再現して、
それで心が癒えたなんて、なんだか事情を知らない人が想像だけでつくったドラマみたいな
薄っぺらい?話ではありませんので、誤解のないように願います。

心はいくつものレベルや角度や層がありましてですね、
それをうまくいい方向にもっていくためには、催眠療法だけでは限界があるのです。

精神分析治療で、患者がカウチに横になり、精神分析家の指導監督とリードのもとに、
自由連想法を展開していくと、日常生活のときとは違う、潜在意識に近い
変性意識状態に入って行くのです。 

精神分析家の治療室――薄暗く、静かで、どこか神秘的な?部屋で長椅子に横になり、
精神分析家の姿が見えない状態で、話をあまり邪魔されないで、どんどんと
言葉を紡いでいくと、やがて心の深いレベル、変性意識に入っていくのは、
想像に難くありません。 

私の場合は、そのスピードを早めるのが自己催眠でした。

そして、ただトラウマ探しだけを、やみくもに、宝探し?ミイラ探しのようにして
興味本位でやったわけではないです。
ふさわしいタイミングで、適切な深さと大きさで、穴を掘っていきました。
 

・・・・・ところで、

ナツメ社で出している図解雑学シリーズ、すばらしいですね。
一般の人向けに、コンパクトに心理学をやさしく網羅しています。
私が心を知りたいと願ったときには、心理学の教授や学生が読むような
十年以上も改訂されていないようなお堅い専門書だけで、
こんなふうに気軽に片手間に読めるシリーズはまったくなかったですね。

図解雑学 催眠
http://tinyurl.com/mw9y3

この本の中に、書いてありました。 
退行催眠は、催眠のレベルのなかでも、もっとも深いレベルだそうです。

催眠療法にも通わず、講座を受講したわけでもなく、
すべて独学で、あとはインスピレーションとかカンだけを頼りにやりました。
そういうの、15年も前の仙台になかったし。今はどうかな? 

退行していって、記憶を思い出すなんて、 
あんまりにも、信じられそうにない話しかなと思って、
なかなか書けませんでした。 

でも、今日の最初に書いた、催眠の番組(TVのホムンクルス)。

大仁田厚(おおにたあつし)さんが、昔の恩人を思い出したいからと、
マーティンさんと通訳さんが与えている暗示で、
少しずつ当時の状況を思い出すのを見て、
ああ、私が自分にやったこととけっこう似てる、と
やっと書く決心がつきました。 

私の場合は、不安神経症(不安障害・ノイローゼ)の発作そのものとか、自分でもどうにもならない、
わかっちゃいるけどやめられなぁーい性格の困った部分(>_<)とか、
意志とか努力を超えた部分の不可解があったんです。 

その理由をトランス状態で潜在意識に訊ねるようにしたら、
潜在意識が答えをくれました。
あくまでも、これは無理にやってはいけませんよ。
無理にやっても効果はでないばかりか、反動も大きくなります。

トラウマを忘れていることで、多少苦しくても、
いちおうは安定して生活できているということが、実際にあるのです。
心理療法はその枠組みを崩すことですので、実行には細心の注意が要ります。 
 

私のトラウマは、子供時代のたくさんのショックなできごとでした。
日常茶飯事で多く悲しく辛いことを体験したため、
―こういう悲劇のヒロイン的な書き方は趣味ではないのですが―、
それらの経験から、自分の心や命の安全を守るためにとった、当時の幼児の自分としては最善の反応が、やがて神経症(不安障害・ノイローゼ)のもととなっていったのです。

過去に何があったのかを、つぶさに思い出して、かつての自分の姿を知ると、
症状は次々と消えていきました。

なお、思い出した体験には、理解と共感を心がけ、
グリーフワークも念入りに行ないました。 
 

潜在意識は、何でも知っているのです。

ホムンクルスの番組の最後には、
「われわれが忘れているだけで、心の奥にはすべての記憶が残されている」
という意味のことばでしめくくっていました。 

       まさに、その通り! 


以上、私が自分で実行していった心理療法のコアな話しでした。

■ 編集後記

右脳開発実践トレーニング
http://tinyurl.com/hjbkx

オーラ視トレーニングをこの本の図解と説明を参考に練習して、一ヶ月ほど。
私の指のまわりに、オーロラのような神秘的な色あいの帯が見えました。

オーラは、生物のもつ微弱な電磁エネルギーだという説明に、
なるへそぉ〜、です。

まるで、極北でゆらめくオーロラのような、
体から立ち上るエネルギーというか、色合いは蛍のような感じかなー。

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