No.113 春が重苦しい理由(100302)

■春が重苦しい理由

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  本当の自分がわかる心の技術 安らぎと治癒の自己改革
     第113号 2010・3・25 発行  
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平井です。(^^) こんばんは。

※携帯で読まれている方、今日も深夜に大容量のメルマガですみません。
もともとパソコン向けなので、今後もこの調子でドバーッとお送りします。
ナハッ。(^^#;ゞ

季節は大勢の人が待ちに待った、はる・ハル・春ですね〜。(*^▽^*)

春って、皆さんにとって、うららかで陽気で楽しいうれしい季節ですか?^^ 
そう感じる方は、こころが元気で健康、グットコンデションの方です。(^^)v 

世の中の大半の方は、「春はウキウキするわよね」と活動的になりますね。
でも、精神に過重な荷物があると、春こそ苦しい時期となります。

なぜでしょうか? 

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● 春が苦しいその理由
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自分自身の恥をさらすことが、悩みを抱えている、あるいは抱えていた
他者を傷つける心配がない確実な方法なので、私の例を出しますが、(^^) 
『血と言葉』に出会う何年も前のこと、『神経症』という概念も、
『精神分析』という治療法の存在も知らず、ただ自分は何か普通ではない、
でもそれが何なのかもわからず、ひたすら一人で秘密裏に我慢していた10代
から20代にかけて、春がもっとも堪えるのにしんどい時期でしたね。^^;

自分が精神科に関連する病気だと思うのはすなわち、一生を棒に振るぐらいの
非常に恐ろしいことでした。当時は精神科イコール究極の負け犬?廃人?的な
扱いで、社会の受け皿は精神病院だけ。
日帰りで診療を受け、入院させられる心配がないクリニックは皆無でした。
(1980年代のことです。(^_^))

そのときの私の恐怖が、皆さんには想像できるでしょうか? 

自分は平凡におとなしく暮らしていたのに、突然自分の中から何かが急に
変になってきて、周囲に知られたら、精神病棟に無理矢理有無を言わさず
強制収容される?!
そうなったらもう、そこからは治外法権の地域。
「出して!私の話を聞いて!」とドアを叩いて訴えれば、暴れるからと
拘束服を着せられて身体の自由を奪われる?! 
屈強な看護師たちに『制圧』されて、鎮静剤?の注射を打たれ、意識が朦朧と
なって誰が誰かもわからなくなる?!
毎日与えられる危険な服薬でも廃人になっていく?! 

やや被害妄想気味だったのかもしれませんが、心配を払拭してくれる材料は
ありませんでした。相談相手もいなかった。
インターネットもまだなく、社会の偏見もすごかったですから。

自分が尋常でないとわかっているからこそ、その狂気を押し込めようと……。
健康になるための治療は望むべくもなく、非人間的な扱いを受けるだけなら、
とにかく自分で頑張ってなんとか平気なふりをしているしかない……?!
・゜・(つД`)・゜・ 

でも、28歳の時、とうとう瀬戸際まで追い詰められました。日ごとに悪化する
神経症の症状、逃げることも、否定することも、しのぐことも不可能になり、
真っ向からこの強大な敵と対決するしか、なくなってしまったのでした。
医者には頼れない。素人の自分が自分の力だけでやるしかないと。

その頃幸いにも『血と言葉』と出会い、『プライベート・アイズ』セミナー
http://hiraiyoko.com/nh.html でお教えしているさまざまな方法を考えて
懸命に必死に試行錯誤してみたら、それまでの苦しさがまるで手品の
トリックか、それともおとぎ話のキツネにでも化かされたかのように、
ウソのように症状が消えてしまったのでした。
人の心はなんと不思議な構造になっていることか!
おおーっ! ヽ(*'0'*)ツ

・・・話が飛びました。(^^;ゞ

神経症の人にとって、春こそが最もつらいという話しでしたね。
続けます。(^^) 

なぜそうなのか?

2010年3月25日の時点で考えられる仮説を立ててみました。

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●【平井の仮説】<木の芽どきから桜が散るまで、苦悶煩悶が嵩じる理由は>
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木の芽が出てくる春は、明るい陽射しや暖められた空気で、冬は固まっていた
心身がほぐれると同時に、無意識に抑圧していた何か、心理的生命力とでも呼
ぶべきものも一緒につられるようにして刺激を受けます。

春のうららかな陽気は、「君も、もっと自由に自然に、開放的に、自分らしく
生きれば?」と囁き、普通の人と同じ世界へと出なさいと誘ってくる……。

しかし、神経症のひとは、気づく気づかないは別として、ありのままの、素の
自分で生きることが難しい複雑な環境に生きています。健康な人と同じように、
春の陽気に誘われて一緒に浮かれることはできないのです。
(お花見などの付き合いで、表面的には楽しそうに調子を合せても)

ふと、浮かれそうになる、気がゆるみそうになる都度、何か内側から、
邪魔が入る。自分の身体の中で、対立する二者が乱闘しているようなもの。
この不快感や違和感から逃げたくても、自分の身体の中でやっているので、
どこに行こうと絶対に逃げられない。争いを止めることも自分にはできない。

だから春は、神経症のひとにとっては、もっともシビアな季節なのです。

このような複雑な葛藤を抱えている神経症の人の意識は、健康な人とほとんど
かわりません。内面の異変をはっきり自覚できる分、異変は堪えがたく苦しい
ものとなるのです。

太平洋側は立春の頃から陽射しが明るいですから、春の深い憂鬱は忘れずに
毎年やって来ましたが、桜が散り若葉が鮮やかになる頃には、
だいぶ軽くなり、安堵するのでした。(^o`)=3

神経症が消えると、春に浮かれる気持ちもわかるようになりました。(^m^) 

以上、本日は、生命力がそこここに満ちあふれる春、逆に苦痛が重苦しく
なってしまう、神経症の悩みをとりあげてみました。

うまく伝わったでしょうか……? (^^) 


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● サイコセラピストの診療(?!)記録 
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『プライベート・アイズ』を立ち上げた当初は、神経症ではなく、
とくに困った症状というほどの悩みはない、健康度の高い方のお申し込みが
ほとんどでした。

その後しだいに、病院に通われている方や、ヒプノセラピーなど、
本格的な治療を受けたことがある方の割合が大きくなり、多くの方から、
プラスの評価を頂くことができました。(^^)  

去年は、障害者として手帳を持っていらっしゃる方がプラアイを受講され、
メールセラピーも合せてご利用後、長年悩まされた症状が消え、日常生活の
行動範囲が広がった、ご自分のことをメルマガに載せてもかまわないと
ご報告くださいました。(*^▽^*)

良かった。○○さん自身のために、ほんとうに良かったです。

『プライベート・アイズ』セミナー http://hiraiyoko.com/nh.html


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