成功法則・神様テスト(2)・精神分析治療室のイメージ(11号 2003-08-30)

潜在意識のなりきり法則

潜在意識の成功法則のひとつに、願望がすでにかなっているかのようにふるまいなさい、というのがありますが、その 良い例が、歌手の美川憲一さん。

美川さんは、『さそり座の女』などが大ヒットしてスターになったものの、その後何年か、売れない時期が続きました。 そのまま人々の記憶から消えつつあったのですが、物真似芸人のコロッケさんが この『さそり座の女』の歌真似をしたことで、オリジナルである美川さんの人気が復活したのです。

美川さんは、売れなかった時期でも指輪をたくさんつけたりして派手に着飾って、私は芸能人よ、とふるまっていたそうです。

若い人の参考までに書いておきますが、当時の芸能人はオフでも、ジーンズとか、サンダルとか、普段着のような格好はせず、 キンキラキン?にきらびやかにしているものだったのです。

もうすでにそうなっている、と感じることができれば、潜在意識はそのイメージを現実に投影します。
潜在意識の成功法則を説いたアメリカの牧師ジョセフ・マーフィー博士は、潜在意識にイメージを情熱をこめて刻印すれば、そのイメージはやがて現実の上に現れると言っています。

マーフィー博士は、医者を志望しているものの、学費がなかった若者にたいしてこうアドバイスしました。
――自分の診療所で、医師免許が入った額を眺めているつもりになって、そのイメージングを情熱をこめてくりかえしなさい――と。
彼はその後、経済的な援助者を得て立派な医者になったそうです。
 

【交流分析】基本的信頼感心理テスト(2)

前回の神様クリックアンケートにご協力、ありがとうございました。
質問をもう一度掲載します。

質問: あなたは一人で眠っていました。
ふと目がさめると、なぜだか部屋に神様がいた(!)としたら、あなたは下のどちらに近い感情をもつでしょう?

さてアンケート結果は、どうだったでしょうか?

4日(2003年09月04日)23時現在の集計結果発表〜!

■嬉しい・ラッキー・安心する 191人 (64%)
■緊張する・怖い・不安になる  108人 (36%)

クリックしなかった方も、必ず、どっちを選ぶか答えを用意してから、この先を読んでくださいね。

答えを選びましたか?

この心理テストはアメリカの大学で行われたものです。
精神が安定している学生は神様との遭遇を喜び、情緒が不安定な学生は喜ばなかったそうです。

私の場合は、最初にこのテストを知ったときの答えは、ネガティブ、つまり、「えー、そんなの〜!」と絶句でした。  (嫌だ、なんで私のとこに来るのよ?!、できればスグ消えて欲しいよ。態度には出せないけど)でした。 そして、嬉しいと答える人もいると知って、「なんでえ〜?」と、そっちの方がびっくりでした。

ここでまたもや質問です。

安心する人は、なぜ安心するんでしょう?
緊張する人は、なぜ緊張するんでしょう?

自分が選んだほうの理由は、自分の感覚だからわかりますよね?
でも、自分が選ばなかったほうの答えを選んだ人が、なぜそっちを選んだのでしょうか。読者の皆さん、自分が選ばなかった方を 選んだ人の気持ち、想像がつくでしょうか?

では、心理学、潜在意識、自己啓発、心霊の世界までを探究する私の仮説を述べさせていただきます。(^^)

神様の前で、嬉しかったり、安心する人は、神様を、自分を見守ってくれる温かい存在だと感じているはずです。それとは 逆に、神様がいたら緊張するとか、怖いと思う人は、神様が、自分の言動を細かくチェックしたり、とがめたり、矯正しようとする厳しい存在だと 感じているはずです。

そしてこれは……

これはですね……、

じつは、生きていくうえでかなり重要な部分に関係している心構えの一つでもあるのです。

この場合の神様というのは、その人にとって、多くの場合、親や、先生や、上司など目上の人や、監督的立場にある人、または、警察官など、社会的権力をもっている人達を代表するイメージなのです。つまり、このテストは、テストを受ける人が、親や権威者や上司にたいして、ひいては、人生の先輩たちにたいして、どんなふうに感じているのかがわかるのです。

神様が現われて安心するという方は、交流分析でいう、人間関係を築くために必要な、基本的安心感をもっているということです。 精神が安定して、コンディションは、健全で問題なしと思われます。

緊張するという方は、もっと自信を持ちましょう。今の自分がそのままで神様の前に出ても、神様は認めてくれると想像してみましょう。 第2号の後半に載っている簡単リラックス方で、ゆったりくつろいでからイメージングをしてみましょう。

心に強制せず、ゆったりと何回も繰り返すことで、効果がでてきます。

セルフ・エスティームの高低について

神様の前で安心する人と緊張する人、両者のあいだには、実際の行動とか、道徳的なことにほとんど差はありません。 これは単純に自己価値観の問題です。セルフ・エスティームが高いか低いかの差です。

情緒的に不安定な人は、自分はこのままで価値がある、という感覚が希薄なのです。これは少しずつ変えていきましょう。

セルフ・エスティームは、生きていくうえで欠かせないのが自尊心です。……自尊心といっても、生意気なプライドということではなく、斉藤一人さんがおっしゃっている自己重要感に近いものです。

自分はこのままでいい、ということは、人に迷惑かけても自分さえよければいい、という意味ではありませんよ。 間違ったら謝り、過ちを正すのは当然のこと。

私が言っているのは、(自分は生きていていいのだ、生きるに値する人間なのだ)という気持ちのことです。
他人もOK、自分もオーケー、ということです。人と同じくらい自分も良いのだ、という心のありかたのことです。

自分って存在は、なかなかどうして、いいやつなんじゃないかな?(^^)って、 自然に思えるのが、健全な心の状態なのです。

でも、ここらへんの気持ちの持ち方がどうなのかな?ということについて、 ふだんの私たちは意識していないのです。自分では意識できないのです。

なんか変だなぁと気づくのは、うつや神経症(不安障害・ノイローゼ)や、心身症になったりして、「本来の道からそれていますよ」とか、「無理していますよ」とか、 何かの信号が、心から体に移ってきたときが多いです。

精神分析治療の面接室、その心理的イメージ

精神分析とは、結局はつまるところ自己分析なのです。 自分の状態がどんなものか、自分の心がどんなふうになっているのか、 精神分析家の助けを借りながら、心の世界を探検し統一することです。

ふだん自分では気づかない無意識(潜在意識)を、 顕在意識から探っていく試みです。

見えている部分、つまりそれは、神経症(不安障害・ノイローゼ)などの症状はもちろんのこと、 行動、癖、習慣、症状、言葉づかい、夢、態度、考え、思想、思考、 などなど、表面に現われていることから、患者さんが自分の無意識にあるものを自分で探り当てられるように誘導していきます。

精神分析家の質問に、患者(クライアント)が自分の胸に手を当てて、 正直な答えを返していきます。(もちろん黙りこくったりすることもあります)

精神分析家が鋭い洞察を述べることもありますが、それは頃合いを見計らって適切なタイミングで、しかも断言ではなくて、問いかけのような形でなされます。この洞察が患者さんにとって自分でわからなかった答えをうまく言い当てている場合、まさに、みるみるといった感じで患者さんの心に変化が起きて症状が消えるのです。

精神分析が終結にいたるまで、患者さんは自分の内面を言葉に出して真実の物語をつづっていくことで、 自分でも気づかなかった真実の自分、 本当の気持ち、ほんとうの自分自身を発見し、 また、無意識(潜在意識)の世界と現実とのかかわりがどうなっているのか、 その複雑で精妙なしくみを知っていくのです。

精神分析で潜在意識を探っていくのは、クイズ番組のような薄っぺらいものではなく、 精神分析家の指導や援助を得て、患者(クライアント)が自分自身を新しい目で見て知り、自分自身になっていく過程であり、成長と変化の場なのです。人生をダイナミックにする力が、精神分析治療にはあるのです。


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